本当の感情に気づく
毎日の生活の中で、イライラしたり 怒りを感じたり 悲しくなったりすることってありますよね。
ポジティブな感情だけという人はいません。
どんな人でもネガティブな感情を持ちます。
今回は、その中でも”怒り”についてお話ししたいと思います。
自分の中にある”怒り”の感情を何とか取り除きたい、
そう思うことありませんか?
”怒り”が自分の中にあると、全てが楽しく感じませんし、
関係のないちょっとしたことに対してもイライラしてしまったりします。
わたしたちは”怒り”を抱えているだけで全てに対し幸せを感じなくなってしまいますし、
幸せからどんどん遠ざかってしまう、という悪循環にはまってしまいます。
はじめにもお話しました通り、怒りの感情がわくことは悪いことではありませんし、自然なことだと思います。
ですが、その感情が消えずにずっとある、のでしたら、ちょっと心配です。。。
今回は、その怒りを自分で分析して、そしてその怒りを手放す方法をお伝えしますね。
例えば、あなたは友人に相談ごとをしたとします。
あなたはその話を誰にも話さないでね、と友人にお願いをし、誰にも言わないと友人は約束しました。
しかし、友人は別の友達にその内容を話してしまいました。
あなたは友人に対し激怒します。
この時にあなたが感じた”怒り”の感情、実はこれは第二の感情であり、真実の感情ではないのです。
「えっ?第二って、一番目ではないの??本当の感情ではないの???」
「どう考えても頭にきているのだけれど。。。」
そうですよね。
そう思ってしまいそうなのですが、
実は、第一の感情は別にあり、その後から怒りを感じるのです。
例えば、先ほどの例え話でしたら、こういう流れで感情が生まれます(あくまでも一例であって、必ずそうというわけではありません)。
友人のことを信用していたから相談ごとをした。
それなのに、友人は約束を破った。
⇓
信頼を裏切られて深く傷ついた。
⇓
悲しい。
⇓
怒り。
つまり、この場合はじめに生まれた感情は”悲しい”なのです。
どんなに”怒り”を消そうと思っても、一番の感情である”悲しみ”に気づき、”悲しみ”の感情に寄り添ってあげないと
いつまでも”怒り”が消えることはありません。
たとえ消えたと思っても、何かのきっかけでまた思い出し、怒りを感じてしまうかもしれません。
なので、”怒り”を感じたときには、
「わたしの最初の感情(怒りの前)は何だっただろう」
と考えてみてください。
そして、その最初の感情が分かったら、
「悲しかったよね(辛かったよね、イヤだったよね)」などのように
あなたの最初の感情を認め、受けとめてあげてください。
親友や小さな子どもが落ち込んでいるときのように、
無理に励まそうとしたりアドバイスするのではなく、
ただただ寄り添うのです。
すると、悲しみの感情が少しずつ癒され消えていきます。
そうすることで、怒りの感情も自然と消えていきます。
もし今あなたのココロの中に怒りの感情があるとしたら、
その出来事で生じた本当の感情(第一の感情)は何かを探してみてください。
そして、その感情に寄り添って癒してあげてくださいね。
あなたのココロから怒りが消え去り、
あなたがますます幸せになりますように🍀