自分らしさとわがままの違い

小さな女の子が大地で寝転がっている

家族や友人に
「わたし、◯◯しようと思う」
「◯◯することにしたんだ」
とか
「わたしは◯◯だと思う」

と自分の正直な気持ちや思いを話したとき、

相手から
「それって、わがままじゃない?」
「自分のことしか考えてないの?」
「我慢しなきゃ」
「みんなそんなものよ。仕方ないよ。」

のように言われた経験、ありませんか?

 

自分らしさ、という言葉をよく聞きますが、

自分らしくいようとすると、それをわがままだと言われてしまうことがありますよね。

 

『自分らしさ』と『わがまま』

この二つの違いって、何でしょう。

わたしたちは一人ひとり、それぞれの考え方を持っています。

 

Aさんにとって正しいことでも

同じことがBさんにとっては正しくないことだったり、

Aさんにとって良くないことでも

同じことがBさんにとっては良いことだったりしますよね。

 

自分が当たり前と思うことも、

他の人にとっては当たり前ではなかったりします。

 

つまり、◯◯する!ということが自分らしさになるのかわがままになるのかは、

人によって意見が分かれてしまうのです。

 

では、それが自分らしさなのか、それともわがままなのかは

何を基準に決めたらよいのでしょうか?

 

それは、自分軸で生きているか、他人軸で生きているかだと、わたしは思います。

 

自分軸とは、周りの評価や期待、考え方に左右されることなく、自分の意志を持ち、それを大切に行動することです。

 

◯◯する!ということが

自分軸で考えた上での意見や行動だとしたら、

それは決してわがままではありません。

 

自分の本当の気持ちを知り、
それに素直に従って行動していく(もちろん、他人を傷つけたりすることなどは別です)ことは素晴らしいことです。

 

あなたがあなたらしさを大切にして決めた行動に対し、

「わがまま」

と言ってくる人がいるかもしれません。

 

残念ながら、その人を説得したり理解してもらうことは難しいでしょう。

 

なぜなら、その人とあなたは価値観が異なるから。

 

そして、もしかしたら

その人はずっと他人軸で生きてきているから。

 

他人軸だと、周囲からの目や人からの評価が判断基準になります。

 

他人軸でいるということは、

自分の心の声を無視するということ。

自分を我慢させるということ。

 

だから、

他人軸で生きている人から見ると

自分軸で生きている人は我慢が足りないとか、わがままな人に見えるのでしょうね。

 

我慢がよくないわけではありません。

 

能動的な我慢が必要な時もあるかと思います。

 

能動的な我慢は、自分の意志によるもの。

例えば、今は目標に向けてがんばる時だから、◯◯は楽しいけれど今は我慢しよう、など。

 

受動的な我慢は他人軸からくるもの。

例えば、人目を気にしているための我慢、本当はこれを着たいけど周りからどう見られるか心配だな、など。

 

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いつでも相手の気持ちを優先する、というのは
一見すると優しい人ですが、

自分には全く優しい人ではありませんよね。

 

心の声が無視され、自分が大切に扱われず、

心の奥底では悲しみ、苦しんでいるかもしれません。

 

「わたしが本当に望んでいることは何なのか」

「わたしが本当はどう感じているのか」

いつも自分の心に耳を傾けてあげてください(*^^*)

 

そして、

心軽やかに自分軸で生きていきたいですね(*^^*)

自分らしさ と わがまま の違い
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